いまさら低温調理が熱い
低温調理、2年ほど前からじわじわブームになっていますよね。何ならもう定番化しているくらいメジャーになっているかもしれません。
そんな低温調理ですが、令和2年も終わろうとしているこのタイミングで、いま、熱く盛り上がっているんです。
個人的に。
低温調理器を購入したのはコロナ自粛の真っ只中だった7月。おうちごはんの回数は増えたものの、レパートリーは変わり映えせず。もっと何かおいしいものを作って食べたいなぁと思いはじめ、以前から気になっていた禁断の(?)低温調理器に手を出すことにしたのです。
それがこちら。Boniq(ボニーク)です。
とんかつ用厚切りロース肉のようなロゴマークが燦然と輝く黒い箱。

一見、調理器具らしからぬ佇まいですが、箱を開けるとさらに・・・

目に飛び込んで来る『Let’s change your life…』の文字。人生変えちゃうレベルなの!?と期待値はMAXに。

中には本体とクリップがこんな感じで収められています。 ライトセイバーを思わせる未来的な風貌です。プラズマは出ないのでくれぐれも振り回さないように。
Boniqには『Boniq』と『Boniq pro』の2機種があります。こちらはproの方ですが、普通に使うぶんには『Boniq』もそこまで違いません。(proの方は設定温度までの加熱スピードがとても速いとか、丸洗いできるとか、スマホアプリと連動できるとか。)
大きく違うのはデザイン。proの方がとてもコンパクト。オールアルミボディでかなりシンプル&スタイリッシュです。お値段も1万円ほどお高くなっています。操作はとてもシンプルなので、それが逆に『んん??できてるのこれ??』となりますが、慣れれば大丈夫。

鍋や深さのある容器に水を張ったらBoniqを投入。proは底が磁石になっているので、ホーローの鍋やル・クルーゼのような鋳物の鍋だと底にガッチリと自立します。そうでない鍋や容れ物の時は、付属のクリップで容れ物の淵に固定すると安定します。
上部のタッチパネルで温度と加熱時間を設定したらスタート。水の加熱が始まります。Boniq proの場合は4〜5分で設定温度に達しますが、proでない方は20分くらいはかかるので、鍋にはじめからぬるま湯を入れておくなど工夫した方がベターかもしれません。
設定温度に達するとアラームがお知らせしてくれるので、用意しておいた食材を投入します。あとは完成のアラームが鳴るまで放置しておけばOK。
そう、放置です。もう何にもすることないんです。別に横で踊っていてもいいとは思いますが、基本的には何もしなくていいんです。
何もしなくていいのに、ついつい気になってときどきキッチンへ様子を見に行ってしまいます。Boniqユーザーあるある(かどうかは不明)。
こんなに簡単なのに、お店レベルの美味しい料理が出来上がってしまうなんて、ほんと令和っていい時代ですね。
実食レポートを載せるつもりが、Boniq本体の説明だけで長くなりました。冒頭の写真はBoniq proで作ったフォラグラみたいな鶏レバー。こちらのレポートはまたあらためて・・・。