週末のスイーツ
我が家にはあるルールがあります。それは
「スイーツは土日祝日のみ食べる」
というもの。
夢のようなステキなルールにも聞こえるこのルール。
でも逆にいうと、土日祝日は“必ず”スイーツを食べる、ということなんです。つまり、土曜日も日曜日もケーキ。3連休なら3日連続でケーキ。GWだったら連日ケーキ・・・ということになるわけで。
いや、別に絶対食べなくてもいいのですが、横でスイーツを頬張られたら「ずるい!」という気持ちにならざるを得ないわけで、食べてもいいのに食べないのは何だか損している気持ちになるわけで、結局食べてしまうのが人情なわけで、北の国からの純くんばりに“わけで”を連発したくもなります。
ちなみに人間は、得することよりも損することに敏感なのだそうです。だから、食べないと損しそうで食べてしまうのですね。 (という建て付けの言い訳です。)
ただこのルール、裏を返せば「平日はスイーツを食べない」というルールが暗黙の了解として存在していることになり、平日はスイーツを我慢することになります。
と言っても、個人的には“乾き菓子はスイーツではない”という自論を持っているので、平日にスイーツを食べない家族を横目にチョコやクッキーを食べてしまう私です。そうなると、もはや私にとってはルールでもなんでもないということになり・・・ここまでの話は何だったんでしょう・・?
気を取り直して、最近食べた「スイーツ」をご紹介しておきます。
それがこちら。

銀座ベーカリーのカステラビスケットサンド。
銀座ベーカリーは、『たべっこどうぶつ』などのお菓子で有名なギンビスさんが直営しているというお店。ちょっぴりレトロな佇まいの箱を開けると、これまた懐かしい雰囲気のビスケットに挟まれたレーズンサンドが現れます。

マリービスケットに似たビスケットは、カステラビスケットというだけあってカステラのようにふかふかと柔らかく、そして厚さもあります。ビスケットと思って頬張ると、その柔らかさにびっくりします。
間にはたっぷりのクリームとラムレーズン。クリームは甘さ控えめですが、甘い生地と合わさることで絶妙にちょうどよい塩梅。多すぎに見えるクリームも、ふかふかの生地の口溶けとクリームの口溶けのそれぞれの速度が合っていて完璧なバランスです。大粒のラムレーズンがまたいいアクセントで、あっという間にたいらげでしまいます。
さすがギンビスさんです。
お持ち帰りの推奨時間は30分なので、テイクアウトの際は大急ぎで帰ってください。併設のカフェでいただくこともできます。
ラムレーズンの入っていないプレーンもあるので、お酒に敏感なかたはプレーンもおすすめです。
週末のスイーツにふさわしい大満足の逸品、銀座へお出かけの際はぜひおためしください。