ミートボールとチーズのチュイル
レストランに食事に行くと、その盛り付けの美しさやディティールに驚かされます。こんな風に盛り付けたいなぁと思いながら、家ではなかなかそうはいかず…
大きなお皿の真ん中にちょっとだけこんもりと、ついでにエディブルフラワーを添えて、なんてやっていたら、とてもじゃないけど盛りきれない!ですよね。
そこで今回は、たっぷり盛ってもちょっとおしゃれでしかも美味しい簡単テクをご紹介します。
パルミジャーノ・レッジャーノのチュイル

大人も子供も大好きな、おこげみたいにパリパリになったチーズ。スライスチーズをレンジでチンして作るのも簡単ですが、パルミジャーノ・レッジャーノのパウダーでより風味よく作りましょう!
パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリアのチーズです。イタリアを南北に分けるポー川の北側で作られるこのチーズは、イタリアチーズの王様です。ひと玉が30キロほどある大型チーズ。12ヶ月以上の熟成を経て出荷されるこのチーズは、長期熟成ならではのしゃりしゃりとしたアミノ酸の結晶の美味しさと、パイナップルを思わせるフルーティーな香りが魅力です。
ちなみに『パルメザンチーズ』はパルミジャーノ・レッジャーノの言わばイミテーションバージョンで、主にアメリカで流通が盛んになり日本の食卓にものぼるようになりました。
前置きはさておき、さっそく作っていきましょう。
用意するもの
- パルミジャーノ・レッジャーノ(すりおろす)
- テフロン加工などのくっつかないフライパン
- スプーン
パルミジャーノ・レッジャーノがなければ、筒に入ったパルメザンチーズを買っていただいても大丈夫。
作りかた
- テフロン加工のフライパンを熱して、弱火にする
- 直径5〜6センチにパルミジャーノのパウダーをスプーンで薄く広げる
- チーズが溶けてふつふつとしてきて、縁が固まってきたらフライ返しでそっとひっくり返す
- 全体が固まってきたらクッキングシートの上にとって冷ます
あとはミートボールに突き刺せばOK。どう見てもレストランのクオリティです。(思い込みの力)