あのタレで餃子が食べたい
餃子って、無限に食べられる気がしませんか?何個も何個も食べたいけど、でもいざ手づくりするとなるとなかなか手間なんですよね・・・餡をつくって、ちまちま包んで。時間をかけて大量につくっても食べるのは一瞬です。食卓をあずかる主婦ならびに主夫のみなさま、いつもおつかれさまです。
そんな餃子なのですが、私がとても気に入っているお店があります。横浜の中華街にある『山東』さんです。
このお店は水餃子が有名で、中華街の中に2号店があるほどの人気店です。モチモチ皮とジューシーな餡の餃子のおいしさは、それこそ無限餃子と呼んでもいいくらい。もう1個あと1個と手が止まりません。その無限餃子をさらにインフィニティにしているのが、山東さんのタレなんです。
お醤油、お酢、ラー油が餃子のタレの定番ですが、山東さんのタレはまったく異なる様相をしています。まず、何だかわからないみじん切りの具が大量に入っているんです。でもどこかで食べたことのある味・・・そう、ココナッツなんです。餃子のタレにココナッツ?って思いますよね。でもこれがもう合うなんてもんじゃないんです。生姜やにんにくのみじん切りもたっぷり。ほんのりと甘みもあり辛味もあり、複雑な風味が次々に襲ってきます。
そんな山東さんのタレで餃子が食べたい。水餃子のタレだけど焼き餃子もあのタレで食べたい。今回は山東さんのタレの再現をしたいと思います。
用意するもの
- ココナッツフレーク大さじ2
- 生姜みじん切り小さじ山盛り2
- にんにくみじん切り小さじ山盛り2
- 醤油大さじ1.5
- 水大さじ2
- 紹興酒(または酒)小さじ1
- 黒酢(または酢)小さじ1
- 中華スープの素小さじ1
- 甜麺醤小さじ1〜2
- XO醬小さじ1
- 五香粉(なくても可)小さじ1/2
- 胡椒 適宜
- ラー油 適宜
作りかた
- 用意したものを全部まぜる
いたって簡単な作りかたですが、ポイントは生姜とにんにくは微細なみじん切りにすること。すりおろしも悪くないのですが、やはりここは山東流にみじん切りでいきたいところです。辛いのがお好きな方は、ラー油多めもいいですね。舌に自信のある方は、本物の山東さんのタレを思い出しながらぜひ調味料の割合を調整してみてください。

あとはあつあつに茹で上がった水餃子、もしくはパリパリに焼き上げた焼き餃子をたくさん準備するだけです。インフィニティ餃子を思う存分満喫しちゃってください。
ちなみに、実は山東さんではお醤油に混ぜるだけで山東のタレが完成する『タレのもと』が売っています。え?先に言えって?
ですよね。
