デートにチーズで気になるあの人をオトせるという話
デートでチーズを食べたら恋に落ちる率がアップ、と言ったらみなさんは信じますか?
気になる人を誘って食事に行くなんていうシチュエーション、誰でも一度は経験がありますよね。
どんなお店にしよう、雰囲気のいい静かな店がいいかな、席は向かい合わせのテーブル席より横並びのカウンターの方がいいかな、などなど・・・。悩みは尽きませんが、迷っている方に朗報があります。
何はなくとも“チーズの食べられるお店”にしてください。なぜなら、あなたの恋を成就させる可能性がアップするかもしれないからなんです。
・・・怪しすぎる話?でもあながち眉唾でもありません。
みなさんは『吊り橋効果』というワードを耳にしたことがありませんか。ドキドキする体験を共有すると、恋に落ちやすくなるというあの現象です。エレベーターに二人きりで閉じ込められる・・・というシチュエーションも、吊り橋効果の代表的なものですよね。不安や緊張を共有することで、そのドキドキを恋と錯覚しやすくなるんです。
でも、チーズを食べてドキドキするの?
はい、しません。
じゃあ意味ないじゃん、解散〜!と言わないでください。
吊り橋効果が起きるとき、ヒトの体内ではあるホルモンが分泌されます。恋愛に関するホルモンは『ドーパミン』や『テストステロン』などがよく知られていますが、実はもうひとつ、人はドキドキすると『フェニルエチルアミン』(以下PEA)が分泌されます。このPEAが分泌されると、ヒトは恋に落ちるんです。このホルモンは目で見たものに反応すると言われているので、通称“惚れ薬”などとも呼ばれ、一目惚れの要因になると考えられています。
勘のいいあなたはもうお気付きですね。
そうです、チーズにはこのPEAが多く含まれているんです。
ワインなどにも含まれるPEAですが、チーズに含まれる量はその10倍。圧倒的な含有量です。もうデートで食べるしかありません。ただ、食物から摂取したPEAは持続性がないので、摂取するタイミングは“ここぞ”という時がいいかもしれません。また、PEAは熱に弱い物質なので、チーズフォンデュなどの加熱料理ではなく、チーズの盛り合わせなど、そのまま食べられるメニューがおすすめです。
もし食後にデザートを食べるなら、デザートはチョコレート系のものを。チョコレートにもPEAが含まれています。
気になるあの人との次のデートは、横並びのカウンター席で、ワインを飲みながらチーズを食べて目を合わせる、からの告白!これで決まりですね。この勝負、もらったも同然です。(?)
ちなみに実践してみたことがないので、効果のほどは保証対象外です・・・